2019年度 秋リーグ 第4戦
［2019年10月5日(土) vs和歌山大学 @大阪大学 吹田キャンパス体育館］
前半、先制点は府大、フリースローから井神のロングシュートがゴール右上に突き刺さる。その後、納塚のミドルシュートで2-0とするも、和歌山の素早いパス回しからのポストシュート、府大のパスミスから速攻を決められてしまい、2-2の同点とされる。府大も負けじと逆速攻から納塚がミドルシュートを決めるも、和歌山の左45度のロングシュート、正サイドのサイドシュートを立て続けに決められ、3-4と逆転されてしまう。ここから両チーム譲らないシーソーゲームとなり5-5の同点になるが、正サイドの松浦の不要な飛び出しから逆サイドシュート、DFのチェンジミスからミドルシュートを決められ、府大はたまらずタイムアウトを取る。ここで流れを切り替えたい府大だったが、納塚のミドルシュートの後、和歌山に２連続で得点され6-9とされる。しかし、コーナースローから山口→松浦→山口と短いパスをつなぎ、サイドシュートを決める。これを皮切りに山口がさらに２連続で得点し、同点とする。和歌山の攻撃を止めたい府大だったが、ロングシュートが枝に当たりそのままゴールに入ってしまう。しかし、ここで大湾の相手DFにつかまれながらのシュートや井神のステップシュート、GK安田のナイスセーブから山口→高内の速攻で14-11と和歌山を突き放すと、たまらず和歌山がタイムアウトを要求する。タイムアウト終了後、ここで流れを止めたくない府大だったが、和歌山の鋭いフェイントで切り込まれ失点してしまう。しかし、大湾の６ｍ内へのパスを山口が見事にキープし、ループシュートを決める。その後、和歌山の上体を反らしたロングシュートを決められ、15-12で試合を折り返す。
後半になっても府大の勢いは止まらない。井神から、ポストに切り込んだ大湾にパスが渡り後半の先制点を奪取すると、相手のファンブルに素早く反応したGK村井が大湾にロングパスを出し、大湾が冷静に決めると、和歌山はタイムアウトで流れを止める。タイムアウト終了後、和歌山に逆速攻を決められるも、大湾のミドル、GK村井が相手のシュートを難なく止め、村井から山口がパスを受け相手陣地まで運び、後半から出場している正サイド和田が決め、19-13とする。さらに和田がパスカットし、井神に渡すと大湾へとロングパスをつなぎ、速攻を決めるも、和歌山の右45に切り込まれ失点する。府大も負けじと高内、和田がポストの位置に切り込みポストシュートを決め、得点を重ねる。その後、和歌山に得点され22-15となるが、パッシブプレーを取られながらも井神がステップシュートを決める。後半開始10分が経過し、和歌山に得点を許しながらも、納塚の2連続得点やGK村井の2連続ナイスセーブなど和歌山を寄せ付けないまま27-18となった所で、府大がタイムアウトを要請する。ここで高橋がDF専門で、岡本がGKでコートインする。タイムアウト終了後、大湾のミドルや、空いたスペースに切り込みシュートを決めるなど29-18としたところで、高内が足を攣ってしまい松浦と交代する。しかし、松浦のサイドシュート、高橋からの納塚の速攻、大湾から和田の速攻で一挙3得点するも、粘る和歌山は、押し込みながらのシュート、速攻に加えて府大のキャッチミスで3得点する。この悪い流れを止めたのはGK岡本、和歌山の６mからフリーでのシュートを見事に止めると、そのままの流れで逆速攻を和田が決める。その後、和歌山、府大、和歌山と交互に得点を重ね、34-24となった所で、大湾も足を攣ってしまい、OFに山本を投入する。しかし、パスミスからの速攻を和歌山に決められる。ここでラスト90秒となり、納塚にDFの意識が向く中、山口にパスが通り、冷静に決めるも、最後に和歌山に逆速攻を決められ、35-25でゲームセット。
［得点内訳］大湾9 納塚8 井神5 山口5 和田5 高内2 松浦1
前半リードされ、危ない展開が続きましたが、途中から府大のペースを取り戻すことができました。この試合で4戦全勝となり、京都府立医科大学との1位争いは次の第5戦での直接対決となりました。