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2019年度 首都大戦 戦評

 

201977() vs 首都大学東京 @首都大学東京 南大沢キャンパス 体育館]

 

大阪市立大学との定期戦に続き、首都大学東京との定期戦である第67回大阪府立大学・首都大学東京総合競技大会が2019年度は東京都八王子市南大沢にある首都大学東京(以下、首都大)で行われた。

 


 前半、開始直後、首都大の左45にロングスローを決められ、先制される。一方、府大は首都大の2-4ディフェンスに翻弄されながらも果敢にシュートを打つが、得点を決めきれない。その間に首都大に5連続得点されてしまう。前半9分、シュートを決められてからの素早いリスタートで主将・納塚が3枚のブロックをものともせず、ロングシュートでゴールの左下に初得点を決める。サイドシュートを決められるが、その直後の攻撃で右45・納塚が華麗なステップで相手をかわしながら得点をあげる。相手の右45にうまく抜かれて1点取られる。その後、府大側が速攻時に相手に後ろから倒され、首都大は2分間退場となり、1人減った状態となる。この場面で得点を決めたい府大は右サイド・高内がうまくサイドシュートを決める。しかし、首都大のエースのロングシュートによって得点されてしまう。まだ首都大が1人少ない状況で府大は相手ディフェンスをずらして、左サイド・松浦が点を奪う。ここで首都大は7人に戻り、左サイドシュートを決められ、タイムアウト。(府大4-9首都大、前半17)

  タイムアウト後、府大のシュートが止められ、速攻で点を取られる。その直後、ポスト・山口が浮いてきて、ドリブルで相手ディフェンスの視線を集めたところに左サイド・松浦が空いたスペースに走りこんでシュートを股下に決める。前半19分、こちらのディフェンスがライン内の判定で7mスローを取られる。守護神・村井のセーブから2回生・井神へピンポイントにパスが決まり、速攻で1点を取り返す。ここから府大に流れが向いてくる。右から1枚目を守っていた納塚がパスカットし、そのまま1人でドリブルで駆け上がって得点。次に左から3枚目を守っていた一回生・髙橋が相手のドリブルをカットし、一度山口にパスしてから自ら走りこんでシュートを決める。GK・村井のナイスセーブがあり、続いて、納塚がシュートフェイントからのブラインドシュートを相手GKの股下に決める。4連続得点となったが、ロングシュートを決められ、その後は点数変動がないまま、首都大が2点リードで前半を折り返す。(府大9-11首都大、前半終了)

 

 後半、開始直後、府大は点を取られるが、ポストの位置から抜け出していた山口にパスが通り、すぐさま1点取り返す。しかし、リスタート後の速攻で取り返されるが、こちらも井神のブラインドシュートで取り返す。しかし、またもリスタート後の速攻で取り返され、23点差の展開が続く。副主将・大湾が11で相手を抜き去り、そのままドリブルで運び込みサイドシュートを決める。しかし、すぐに取り返される。その後の攻撃で井神が9m、右45の位置から左上にロングシュートを沈める。ここまでで後半の3分間で両チーム合わせて8得点と激しい試合展開となる。首都大はパス回しから逆サイドシュートを決める。その後、速攻で大湾が強烈なシュートを打ち、ゴールポストに阻まれるが、こぼれ球を拾った山口のシュートが決まる。府大の反則で2回の7mスローとなってしまう。後半7分、納塚が1人抜き、ブロックもかわしながら得点する。続いて首都大のポストシュートを村井がナイスセーブ、そのまま流れに乗り、速攻でのパス回しから山口が逆サイドの位置から得点。さらに首都大のミドルシュートを村井が止める。相手のパスミスからの速攻で納塚が正面からしっかり決める。府大は3連続得点となる。後半10分、ゴールポストに当たったシュートを拾われ得点される。さらにもう1点取られ、点差は縮まらない。後半14分、外れたシュートを拾った村井から9m近くまで走っていた松浦へのパスが決まり、しっかり決める。(府大18-20首都大、後半14)

 

 後半も残り15分となり半分を切ったところで、7mスローと逆サイドシュートで2点取られ、点差が離れる。後半17分、納塚のミドルシュートで1点取りかえすも、首都大の3度の2次速攻によって大きく突き放され、6点差となってしまう。後半20分、納塚が1枚目と2枚目のディフェンスの間を潜り抜けてシュートを決める。すぐさまロングシュートを決められる。府大の攻撃時、首都大の反則で2分間退場となり、府大が有利な状況となる。村井の好セーブから速攻で走りこんだ1回生・髙橋がサイドから得点を決める。首都大の人数が元に戻ると、2連続得点される。納塚のブラインドシュートが決まるも、勢いの止まらない首都大にまたも2連続得点される。後半29分、井神が相手ディフェンスが傍観するほどのステップでシュートを決める。しかし、点差は縮まることなく、23-30でゲームセット。

 

[得点内訳] 納塚9 井神4 山口3 松浦3 髙橋2 大湾1 高内1

 

 

中盤は接戦の状況が続きましたが、こちらがリードする場面はありませんでした。大事な場面でのプレーが試合を左右することを感じた試合でした。個人、チームそれぞれの課題を克服して次回の公式戦は秋リーグとなるので、2部昇格できるようチーム一丸となって、日々の練習に取り組んでいきたいです。

 



 市大に引き続き応援にきていただいた応援団の皆様、3日目で首都大戦最後の試合でしたが、盛大な応援をしていただきとても励みになりました。ありがとうごさいました。次の公式戦の際もよろしくお願いします。

 

お忙しい中、試合を見に来ていただいたOBの皆様ありがとうごさいました。今後もご声援、ご指導のほどよろしくお願いします。

 

次回の公式戦は秋リーグ 

914() @田辺体育館 vs滋賀医科大学 となっております。

 

応援団の皆様と
応援団の皆様と
首都大学東京ハンドボール部と
首都大学東京ハンドボール部と