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2019年度市大戦 戦評

 

201968() vs大阪市立大学 @大阪市立大学 杉本キャンパス第2体育館]

 



 

新チーム初の公式戦である新人戦を終え、1週間後、第44回大阪府立大学、大阪市立大学総合競技大会(市大戦)が今年は大阪市立大学 杉本キャンパスで行われた。

 


 
前半、市大のスローオフで試合開始。前半5分まで府大は流れに乗ることができず、市大の4連続得点と開始早々点を突き放される。

 前半5分、副主将・大湾の切り込みに相手ディフェンスが引き寄せられたところに高内の逆サイドシュートが決まる。その後サイドシュートを決められるも、井神の力強いミドルシュートが相手キーパーの手に当たるがそのまま押し込んで入る。守護神・村井の2連続セーブがあり、その後の攻撃で相手ディフェンス内に入り込んでいた井神のシュートが決まる。またも村井の好セーブがあり、続いて高内のシュート時に相手チームの反則で7mスローを獲得する。山口がシューターとなり投げたボールは惜しくもゴールポストに阻まれるが弾かれたボールを山口が自らキャッチし、芸術的なループシュートで1点を取る。またまた村井の好セーブにより、高内の逆サイドシュートが決まる。続いて、井神山口高内の2回生トリオのパス回しで速攻し1点を決める。このシュートまでで村井の5連続のおかげもあり、5連続得点。前半11分で6-5と府大のリードとなる。

 

 しかし、このまま府大の流れになるほど市大は甘くなく、8分間こちらのシュートが決まらないなか3連続得点を決められ、2点ビハインドとなる。ここで、主将・納塚のロングシュートが右下に決まる。続いて大湾のミドルシュートが相手ディフェンスをうまくかわし決まる。さらに井神の強靭なシュートが正面ながらも相手キーパーに力勝ちし、またも得点する。直後に1点決められるもすぐに納塚のしなやかな腕づかいから鮮やかなブラインドシュートが決まる。市大も負けじと1点を取り同点となるが、前半29分、山口のポストシュートが決まり11-10と府大がリードし、前半を終える。

 


 

 後半、井神のセンターからのロングシュートが左上に刺さる。続いて高内がポストからのパスにサイドから駆け上がって相手ディフェンスの間からミドルシュートを打ち、左下に決まる。相手の市大のサイドシュート、ミドルシュートを村井が阻止する。後半5分、相手のパスカットからの速攻が決まる。裏を突かれた逆サイドシュート、続く速攻をまたも村井がとめる。後半8分、相手のサイドシュートが決まる。さらに市大のミドルシュートが決まり、この時点で13-13と市大に追いつかれてしまう。しかし、すぐに

 大湾がサイドのディフェンスを引き寄せ、松浦のサイドシュートが決まる。後半11分納塚が相手を騙す完璧なパスフェイントからのミドルシュートが左上に決める。ここで2点リードとなるが、市大の連続得点で15-15とまたも同点となる。

 

 

 後半の残り時間が半分となったところで高内の逆サイドシュートで得点。その後すぐにミドルシュートを決められ、同点。後半16分、井神のシュート時の相手の接触によって7mスローを獲得し、納塚が落ち着いて決める。直後にポストシュートを決められ、またも同点。後半19分、井神がキレのある動きで相手を抜き、得点するも、すぐに決められ同点。続いて大湾が相手ディフェンスを2人抜き6mから得点。市大も逆サイドシュートを決め、リードしては同点に追いつかれる展開が続き、ここまでで19-19で残り10分となったところで試合がさらに動く。市大が速攻で決め、後半になって初めて市大にリードを許す。残り時間は少なく得点が欲しい場面で井神がループシュートで取り返し、さらに交代直後の和田がサイドシュートを決め、またも府大のリードとなる。しかし、市大も引くことがないまま、ミドルシュートを決められ、同点となり残り3分弱と両者一歩も譲らない攻防となる。その後も両チーム攻め続けるもシュートが決まらなかったが、後半29分、市大のミドルシュートが決まり、市大にリードされる。府大は残り1分最後の力を振り絞るも一歩及ばず。21-22でゲームセット。

 



 

[得点内訳]  井神6 高内5 納塚4 大湾2 山口2 松浦1 和田1

 


接戦でかなり面白い試合でした。両者決めては決められ、あまり大差がつかない試合でした。惜しくも負けてしまいましたが、改善しなければならない点は反省して、また次対戦するときや来年の市大戦は勝てるように日々練習していきたいです。

 



 

 

応援に来ていただいた皆様ありがとうございました。次回の公式戦は77日に首都大東京で行われる首都大戦です。これからもご声援のほど宜しくお願い致します。

 


今回、応援団の皆様にも来ていただきました。とても迫力がある応援で試合を盛り上げていただき選手一同より一層力が入りました。ありがとうございました。次の機会もよろしくお願いします。