平成30年度秋季リーグ第二戦目 戦評

 第一戦目に苦しい思いを味わった府大の、秋季リーグ第二試合目の対戦相手は、2部リーグの常連、大阪大学。
 相手の初回の攻撃でミスを誘うと、納塚から空いたスペースに走り込んだ花市、そしてサイドから回り込んできた山下がそのまま打ち先制。その後取り返されるが、今度はエネルギッシュな1回生・井神がスピードに乗ってのカットインシュートでまたリードを奪う。相手のリスタートでファウルを犯した井神が退場するが、なんとか無失点で乗り切る。しかし、1回目のタイムアウト明けから流れが激変する。0:6の平面DFの中、得点源・納塚に一人だけ高い位置からマークする相手方。そのマークによって生じるオープンスペースを、納塚自ら、また井神が活かしてフィニッシュは、核弾頭・山下のシュートが「2弾」決まるが、相手方も大型シューターの3番を投入。4連続失点で再び突き放される。10分後、今日も好調な山下がマーク引き付け納塚がクロス、そのままシュートが決まりようやく得点。続いて佐用との抜群のコンビネーションから広瀬のシュートも決まる。相手のタイムアウト後の7mTも守護神・角田が読み切ってナイスセービングを成し遂げるが、前半は6-10の4点ビハインドで折り返す。

 

 後半から悪夢の始まり。相手の大型3番、スピードのあるサイド5番からまた4連続失点。得点機がやってきたのは、後半開始から10分後。井神の果敢なチャレンジで得た7mTを納塚がきっちり決める。また後半からしつこいマークを受けるようになった花市も、マークが厚い納塚・山下らからパスが通ると連続でしっかり決めるので、相手にも退場者が出て一時的に流れが府大に傾く。が、ここまで相手から再三のホールディングやDFでは10cm以上の体格差、そして得点力のある3番と対峙しなければならない納塚が疲弊し、後半2度目の7mTもバーにはじかれ失敗。山下、さらには後半から積極的な攻撃を仕掛ける佐用のシュートが打つもことごとく決まらない。点差があるゆえに、相手はフレッシュなメンバーも投入し次々とシュートを放ってくるが、GK角田の働きで失点はある程度食い止められた。それでも山下がファウルで退場してからも5連続失点。最後試合終了のホイッスルが鳴り響くときには、11-22の悔しさの残る結果だった。

【得点】山下4 花市3 納塚2 広瀬1 井神1

 前回からの課題であったシュート精度、OFDFでの気迫に加え、相手に応じて変化させる戦略を持っていなかったため敗戦したと振り返ります。次戦までにチームとしての強さを高めたいと思います。

第三戦目は、9月16日(日)11:15〜vs京都大学@関西外国語大学です。OB.OGの皆様、ご多忙とは存じますがご声援のほどよろしくお願いします。

【納塚】

 

*更新が大幅に遅れて申し訳ありませんでした。