平成30年度秋季リーグ第一戦目 戦評

 2部昇格を迎えての初の秋季リーグ第一試合目、対戦相手は、春季リーグ2部1位、強豪・関西福祉科学大学。
 相手に先制され、2点ビハインドの前半5分、前チームからの主砲、納塚がロングシュートを突き刺し1点目をもぎ取る。同じく前チームからレギュラーの地位を確立していた副主将、山下も冷静にシュートを決め、その後も納塚・山下の左腕コンビでなんとか2点差のまま食らいついていくが、その後相手の猛攻にさらされ、6点差開いたところでタイムアウトを取るが、流れは変わらず失点が重なる。前半終了間際に、納塚、広瀬のクロスで綺麗にマークを集中させた結果、フリーとなった主将、花市がしっかり決め、前半を8-16で折り返す。

 後半も先制されるが、府大も納塚が1vs1で一人、シュート時にもまた一人、相手をかわしシュートを決めすぐに取り返す。後半からDFシステムを変更し反撃の機会をうかがうが、肝心のシュートが決まらない。後半10分、山下、佐用で後半だけのスコアを見れば、5-5だがその後は徐々に点差が開き始める。積極果敢に突破を試みるものの、機動力、フィジカルとともに1枚上手の相手、簡単に割らせてもらえない。一瞬自分にマークが集まった納塚からのパスで花市がシュートを押し込むも、10点差以上開き、府大2度目のタイムアウト。タイムアウト明け、再三のクロス攻撃が頭に染み付き前に出てこなかった相手の頭上を、1回生、井神が好判断で打ち込み得点、そして、その後の攻撃では、納塚を中心にタイムアウト前と同様に攻め込むが惜しくもゴールバーをたたくばかり。それでも納塚が突破口を見出そうと厳しいマークの中打ち込むが、かえって相手の逆速攻を招くことになり最終的に、15-31で初戦を黒星で終える。

【得点】山下5 納塚3 広瀬2 花市2 井神2 佐用1

 現チームの初の2部でのリーグ戦。フィジカル、スピードがこれまでより数段上の相手に、さらにシュート精度、OFDFでの気迫、単純なパスキャッチの点で劣ってしまい勝利を自分たちで遠ざけてしまいました。2部で戦うことの厳しさとここまでやられたかという悔しさを痛感いたしました。自分たちに足りなかったものは何か、しっかりと考え、次戦までに再び勝つぞ!という気持ちを高めながら、修正をしたいと思っております。
 次回第二戦目は、9月1日(土)11:15〜vs大阪大学@大阪大学です。OB.OGの皆様、ご多忙とは存じますがご声援のほどよろしくお願いします。

【納塚】